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JBに来てから、外出の時はほとんどタクシーを利用しています。
日本ほど料金が高くはないので気軽に利用してますが、けっこうオンボロでエアコンが効かなかったり、シートの破損をビニールテープで張ってあったり…。でも最近新車が増えてきたので、運が良ければ新しい車に当たることもあります。
中には車の窓全部にステッカー貼っていて「それで危なくないの?目視できないじゃん!」っていう思わずツッコミを入れたくなる車や、天井に赤いネット張って、後部ウィンドウにスパイダーマンのフィギュア貼り付けてデコレーションしたり、運転席周りに家族の写真を張りまくったり、みんな個性的に飾っています。
以前はメーターが付いていても端数切り上げが当たり前でしたが、昨年の夏から少し値上がりし、基本的にメーターどおりの支払いになってきました。それでも結構吹っかけてくるドライバーや、コールしていないのにコール料金を上乗せするドライバーもいたりするので、近頃はこちらもバトル覚悟で乗っています。
それでも、中には気のいいおじさんもいて、おいしいホーカー(あくまで彼の味覚が基準ですが)を教えてくれたり、簡単マレー語教室が始ったりもしますし、中には料金の端数をオマケしてくれる人もいます。
下の写真、JUSCOのタクシースタンドなんですが、客待ちの間ドアや窓を開けてエンジン切って待ってます。
ガソリン代がもったいないからなんだろうけど、ちゃんとエコしてますよね。
アイドリングストップは日本の中でもあまり徹底されてない気がします。
当人たちが意識してないから何ともいえないけど、こんなに暑い国なのに感心感心。
ただ、乗ってからしばらくは私たちも我慢しなければなりませんけどね。
<ある日のドライバーとの会話>私「ちゃんとメーター使ってね。」
D「メーター壊れてるんだ。いつも幾らくらい払ってる?」
私「7リンギ」(ほんとは8リンギだったりする)
D「じゃ、それでいいよ」
私「今、ウチの前の道路工事中で右折で入れないから〇〇モールの前の道から行ってね」
しばらく走って〇〇モールの前にさしかかるとD「さっき〇〇モールまで7リンギっていったから、家までだったら10リンギだよ」
私「それは高すぎる!私はちゃんと最初から△△コンドミニアムっていったじゃない!」
D「じゃ、8リンギでどう?」
(ホントは8リンギかかるときもあるし、道路工事のためちょっと遠回りしてるので私「OK,じゃ、8リンギでいいよ」
D「サンキュー」
ところが、朝は工事していなかったコンドミニアムのエントランス前も工事が始まっており、建物の入り口までは入れない。私「じゃ、しかたないからここで降りるわ。建物の入り口まで行ってないから7リンギでいいよね。」
D「…OK]
私「サンキュー♪」
…降りた途端、心の中でガッツポーズをする私。
私もこの1年でたくましくなったものだワ。今日のバトルは快勝!!
でも今日のドライバーのお兄ちゃん、まだ若かったから、きっとオンボロ中古車買ってタクシードライバーになりたてで、吹っかけるつもりが値切られちゃったんだろうな。
ちょっとカワイソウだったかしらん。人のよさが出ちゃったんだろうな。
…と、思いつつ満足気分で無事に家にたどり着いたのでした。