車で行くより少々時間はかかりますが、簡単だし安いのでたまにはバスの旅?も良いのでは?♪
自宅からタクシーに乗ったら「CIQ(イミグレのこと)へ行って」と言えば、たいがいの運転手はイミグレーションの内側のタクシースタンドまで行ってくれます。
“たいがいの”とあえて書いたのは、先日ドライバーの奥さんを助手席に乗せたタクシーに乗ったら奥さんはコタラヤの近くに行きたかったらしくシティ・スクエアで降ろされました。当然少し歩かなければならないのでディスカウントさせましたけど…。
日本ではありえないことですが、家族を乗せて“ついでに営業”しているタクシーって結構あるんです。一応行き先を言って方向が同じなら「いいから乗って」って。こちらはあまり良くないのですが「じゃ、ディスカウントしてね」って言って乗っちゃいます。
エスカレーターを登って写真の大きな滝のあるホールに入ったら、向かって右側の通路をぐるっと回ってイミグレのホールへ。みんなの行く方向へ行けば迷うことはありませんので出国審査を受けたらバス乗り場へ。
プラットホームへ降りたらエスカレーターの後方がバス乗り場。
自分の乗りたいバスに乗ります。
運賃は「SBS Transit」の場合、クランジ駅までRM1。会社や目的地により異なるので以下のサイトを参照してください。 ↓ ↓ ↓
http://wikitravel.org/en/Johor_Bahru
ちなみに私はいつも「SBS Transit」の170番か160番(160番はMRTジュロンイースト駅行き)のバスに乗っています。170番はRedプレートがブギス行き、Blueプレートがクランジ行きですが、ブギス行きは路線バスルートなのでオススメしません。でもどちらの170番(160番)に乗っても、クランジ駅(MRT)には停まりますので、(ブギスまで一気に行きたい方は「Causeway Link CW2」か「星柔快車」 に乗れば高速ルートで行きます。ただし本数が少ないし、CW2はJBでは乗車人数の制限をしないのにシンガポールでは高速に乗るため定員までしか乗せないので、あぶれたら次のバスまで待たなければなりませんので30分くらい待つことは覚悟して下さい)
要約すると「SBS Transit」ならどのバスに乗ってもMRTクランジ駅までは行けるので、本数が多いと思います。「Causeway Link CW1」もクランジ駅までなので、CW2よりは早く乗れます。
もうひとつ「SMRT 950番」というバスがあります。このバスはMRTのMarsling駅、Woodlans駅に停まります。ちょうどバスが来ていたらこれでもOKです。Woodlans駅はクランジ駅の2駅隣の駅で、MRT南北線の運行会社のバスなので、帰りのMRTのアナウンスではWoodlands駅近くになるとこちらのバスの案内放送があります。
バスに乗ったら運賃を払いチケットを受け取ってWoodlandsのイミグレのバス降車場で降ります。エスカレーターを上がり入国審査を受けたら再びバス乗り場へ降ります。(降りたエスカレーターの後ろ側がバス乗り場。前の方は観光バスや送迎用のバンなどです。)ここで自分の乗ってきたバス会社のバスに。同じバス会社なら同じバスでなくても可。たとえば170番Redに乗って来ても170番Blueに乗っても160番に乗ってもOK。イミグレがすいていれば自分の乗ってきたバスより前のバスにも乗れるということです。
受け取ったチケットを見せて乗り込んだらクランジ駅までは5~10分くらい。写真の前のバスが「SBS Transit」後ろのバスが「Causeway Link CW1」です。
「EZリンク」はJR東日本の「SUICA」や「PASMO」のようなプリペイドカードで、シンガポールのMRTやバスで使えます。JB⇔シンガポールのバスでももちろん使えます。この場合、乗降の都度カードリーダーにカードをかざして下さい。
シンガポールのMRTのチケットはICカードで買うたびにデポジット料金がかかるので、降りたらいちいちデポジット料金の清算をしなければなりません。EZリンクなら使わなくなったときに清算できるのでその面倒も無く、またバス料金の割引もあります。MRTは5分おきくらいで運行されていますし、清潔で快適です。
使用頻度にもよりますが、自分の足でシンガポールをブラブラしたい方にはオススメです。
購入方法はMRTのチケット売り場の窓口でS$15でデポジット+運賃の最初のカードを購入。トップアップは窓口でも自販機でも可能です。ちなみに残高の確認は改札を通るときにできます。