2010年3月27日土曜日

博物館めぐり(by バス編)

 かねがね乗ってみたかったシンガポールの路線バス。EZリンクのカード(PASMOのようなプリペイドカードで地下鉄や路線バスに乗れます)もGETしたことだし、JBと違ってバス停には路線図もあるので、狭いこの島の中なら迷うことも無いだろうと思って乗ってみました。ちなみに運賃も島の中心部ならS$1[S$1≒67]しない上、EZリンクを使うと割引になるんです。
「どうせ乗るなら2階建てバスにしよう!」っと、螺旋階段を上ると見晴らしのいいこと!!
 基本的に時間に余裕のあるときの旅行は“公共の乗り物利用と歩くこと”をモットーにしています。歩いていると車では見逃してしまいそうなモノも発見できたり、「あっ、このお店寄ってみよ!」っとのぞいてみたりと街歩きを数倍楽しめるんですもの。
 今日はかねてから行ってみたいと思っていた「プラナカン博物館」へGO!地元のMuseum情報の小冊子に”シンガポール経営大学(SMU)の向かい側”と書いてあったので、バスの車窓から「SMU」の文字を見つけた所で下車してみました。
  「楽勝じゃん♪」と降りた所で周りを見回して唖然…。「SMU」のロゴの付いているビルが、あちらこちらに点在しているのです。「この中のいったいどの建物の向かい側なんじゃい!」と思いながらふと見ると、ワンブロック先に歴史を感じさせる白亜の建物発見。とりあえずその建物に行けばなにかインフォメーションがあるだろうと思い、早速行ってみました。それにしても、もっとわかりやすいランドマークはないものでしょうか?! 近くまで来たら見覚えある建物。そこは以前訪れたことのある「National Museum」でした。
 「そういえば今『エジプト展』やってるんだっけ…。じゃ、ついでに見て行こう!」
そこは気ままな一人歩き。急遽目的地変更。シンガポールの歴史に関する常設展は以前見ているので特別展のチケットのみ購入。博物館で直に買っているのにSISTEC(チケットぴあのシンガポール版)の手数料も取られてS$16。ちょっと納得いかぬまま入場。展示物はそれほど多くはありませんでしたが、レイアウトやライティングはなかなか工夫されていて、イイ感じの空間でした。
 博物館のスタッフにプラナカン博物館への道を尋ねると「簡単だよ」と親切に教えてくれました。
教えられたルートにはこれまた歴史を感じさせる建物が点在。そう、この辺りはCity Hall周辺なので立派な古い建物がたくさん残っているのです。
 
 
 そんな街並に目を奪われながら歩いているとこんなブロンズ像に出会いました。ちいさな女の子がおじいちゃんに「ねぇねぇ、ここに寄って行こうよ」的なこのオブジェ。ふと見るとその指差す建物が目指す「プラナカン博物館」でした。この像がなかったらうっかり通り過ぎてしまう所。まさにこの像が案内役になってくれていたんですね。

  今日は「シンガポールでバスに乗る」という目的を果たし、二つの博物館をハシゴできたので充実した一日でした。小腹がすいたので近くの札幌ラーメン店で塩ラーメンを食し、店員の女の子に「MRTの駅へはどうやって行くの?」と尋ねたら「あなた、いったいここまではどうやって来たの?!」と興味深々。きっと日本人の私が一人でラーメンを食べて、しかもここにいるのにMRTの駅も知らないことが不思議だったんでしょうね。バスと徒歩でこの辺りにたどり着いて、しかもこれからMRTとバスを利用してJBまで帰ると聞いて親切に駅までの道を教えてくれた後「Have a nice day!」とにこやかに見送ってくれました。

4 件のコメント:

  1. madamバレーのついでに、私も、いってない所を、もう、あるいてるんですね。
    確かにめんどうですよね。一人が一番でも、たまには、お誘いを。

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  2.  いやいや、みなさん暑い中歩くのがイヤというので
    一人で周っているだけですよ!
     一緒に歩いてくれる人大歓迎ですのでこの指とまれ!!
     タクシーだと目的地には快適に行けますが、
    街の様子を感じたり、道を覚えたり、いろんな発見したいなら
    歩くのが一番ですよね。
     …という意見に同意して下さる方、ご一緒しましょう!

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  3. マダムの行動力にはいつも驚き。公共の乗り物好きの私も
    市内のバスはまだ未体験。いつもはMRTを選んでしまうけど、バスも楽しそう。歩くのは苦にならなので、次回は是非お供させてください。

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  4. 2階建てバスの最前列からの眺めはGoodですよ!
    今度は目的地を決めず、バスからの眺めを堪能し、
    気になったものを発見したら降りて
    気ままに街歩きを楽しんでみようと思っています。

    『世界の車窓から(シンガポール・バス編)』

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