2010年4月26日月曜日

肉骨茶(バクテー) 「興福肉骨茶」

 以前にもブログで「肉骨茶」のご紹介をしましたが、またまたディープなお店を紹介します。その名は「興福肉骨茶」。日本の昭和30年代?と思われるような通りにある、ガレージに毛が生えたようなレトロな建物に「こんなにたくさん?!」というくらい人々が群がっているんです。
「私って東南アジアにいるんだなぁ」と改めて感じさせる熱気!!
 正に「Hot!Hot!」な場所でした。
 道の先の方に見える建物は「プラザ・アンサナ」。地元の人ならこの位置関係でわかるかな?

 

 右側で焼いているのは「オタオタ」。これはスパイシーに味付けされた魚のミンチを笹の葉ではさんで焼いたものです。
 左側ではカットフルーツが1piece=RM1で売っています。         


   <本日のメニュー>
                  「豆苗のひき肉炒め」
                  「豆腐のあんかけ」 
                     「肉骨茶」 店によってはエノキやらマッシュルームやらネギなどが入りますが、この店の「肉骨茶」はとてもシンプル。骨付き豚肉が薬膳スープで煮込んであるだけのものでした。
クレイポットの中でスープがグツグツと沸騰した状態で運ばれてきます。このスープにご飯を浸しながら食べるのが私は大好き ♡
普通「スープをかけて食べる」と教わりましたが、他のおかずもご飯が進む逸品ばかりなので「白飯」をキープするため、私はスプーンにご飯を乗せてそれをスープに浸しながら食べる技をあみだしました?!
 シンガポールの小奇麗なフードコートで食べた塩味のコショウが効きすぎたスープより数段 “うまい” です。 
 それから、手前の小皿にある紫タマネギとチリの刻んだものが浸してある醤。通常は右側のどろっとした醤に刻んだチリが入ったものが主流ですが、このタマネギ入りの醤はさっぱりしていて「So Good !」でした。
 ちなみにこのお店、魚料理もオイシイそうなので、今度大人数で行ったときにでも食べてみようと思います。

2010年4月20日火曜日

たなぼた

  いくらJBが暑いからって「たなばた(七夕)」ではありませんよ!! 
  「たなぼた」 そう、棚からぼたもち…ならぬケーキが降ってきたんですぅ! 事の始まりはこちらに来て毎日家事労働にいそしみながら聴いているシンガポールのFM96.3。
 日頃は一視聴者として耳を傾けながら「毎週、いや毎日のように投稿している人って、なんてマメなのかしらん?!」 と感心しながら、所詮投稿するなんて他人事のように思っていたんです。でも身近にいるSさんが、やたら「〇〇のコンサートチケットが当たった」とか、「△△のバウチャーが当たった」とか言うもんだから、ついつい「そんなに当たる確率高いんじゃ、ダメもとでプレゼントの応募してみようかな ♪ 」と、それでもクジ運のないセコイ私はハズれてもS$5のバウチャーが全員に当たる「ハッピー・アニバーサリー」のコーナーに初めてメッセージを送ってみたのでした。
 そしたらなぁーんと当たっちゃったんですよ、これが!!
 生まれてこの方、駄菓子屋のくじに始まりお年玉年賀はがきや宝くじに至るまでカラっきしダメだったこの私が “S$32のケーキバウチャー”当ててしまったんですぅ!!
 考えてみればシンガポールでこのFM聴いている人なんて、そんなにいる訳ないんですよね。それに加えてビギナーズラックというか、「初めて投稿します」なんてう貴重な視聴者をラジオの担当者が見逃すはずはありません。ここぞとばかりに恩を売って視聴率稼ごうってな料簡で当ててくれたに決まってます。
 なにはともあれ「さて、我が家には二人しかいないし、ショートケーキ買って、余った分でパンでも買えばいいかっ」…と、考えながらバウチャーの裏面の注意事項を読んでみると、引き換えはケーキのみと書いてあるじゃぁありませんか!!「二人でデコレーションケーキはキツイし、第一シンガポールから持って帰るの大変よ!バスなんかじゃ無事に運べないじゃないっ」。
 「こんなことならS$5の何でも買えるバウチャーの方が良かったかも…」とバチあたりなことを考えていたら、件のFMリスナーSさんが「ケーキ・バウチャー当たったじゃない!!!♪」と、さすが、情報が早い!!
「こうなったらみんなでパーッとお祝いしちゃえ」ってなもんで、ダンナに車でシンガポールまで連れて行ってもらってわざわざ引き替えてきたのがこのケーキ ♡
 こうやってみるとケーキはデカイに限るね!なんつって~!!
副産物と言ってはなんですが、気を利かせて下さったゲストの皆様から思わぬお花のプレゼント ♡ 
            「今年は春から縁起がいいわいなぁ…!」

2010年4月11日日曜日

手仕事8

 
すごーく久しぶりに手仕事の虫が騒ぎだして、一気に仕上げてしまいました!!
 シンプルなチュニック風カットソーがちょっと物足りなくて、そしたら頭の中にダイヤ柄が浮かんできたので、手持ちのバティックのあまり布の中からキレイなプリント切りぬいて縫い付けてみました。
 これでまたしばらく手仕事しないんだろうなぁ。
「私って芸術家肌だから…?!」

2010年4月8日木曜日

バースデイ・プレゼント♡

 とってもうれしいプレゼントをいただきました。私の大好きな「ガーベラ」。
 しかもこの国ではお花が長持ちしないので、丁寧に1本1本テーピングされていました。これがしてあると首が折れないんですよね。おかげさまで2日たっても“シャン”としてキレイに咲いています。
 Sさん、お心遣い、本当にありがとうございます!!


 昨年JBを離れたHさん親子の置き土産、油絵とポトス。
 Sさんの大好きな人達からのプレゼントと一緒に「春の競演」をさせてみました。
 ほんと、眺めているだけで自然に頬が緩んできます。
 そしてこちらはWさんからのプレゼント。Wさんの亡くなったお父さんの故郷「海南」の貝のネックレスでとても繊細なものでした。
アーンド、後日こんな素敵なペアカップのプレゼントがAさんから届きました。竹を編んだ行李のような入れ物に入っています。センスの良さを感じる一品。
 みなさんの温かい気持ちに囲まれて、ほっこりと幸せを感じた一日でした。

2010年4月6日火曜日

我、省みると

 日本で桜の花が満開になる今頃、私はまた1つ、歳を重ねることとなる(実は昨日が誕生日)。世の人々がこの美しい花に浮かれてしばし憂さを忘れ明るい気持ちになれる、正に“春爛漫”の候である。
 ニュースではこの時期、新入社員や新入生の話題が数々取り上げられるが、みな一様に黒や紺のダークスーツに身を包み、かしこまって組織の長の訓示を聞いている。今ではそれがごく当たり前のことに思えるのだが、学生の頃の私はどこか違っていた。
 制服でもないのになぜみんな同じ格好でいるのか納得できない私は、一人ベージュのスーツを着ていたのだ。今思うと赤面だが、親も特に口をはさむことなくデパートですんなり購入してくれた記憶がある。大学の入学式にはワインカラーのワンピースで出席。リクルート活動はベージュのスーツで行うという、なんとも変わりものの学生だった。
 そして、なぜかすんなり決まった就職先で社内報に載せる新入社員代表のあいさつの執筆依頼を受けた私は、社会人になると必ず言われるであろう「いつまでも学生気分でいるな!」というセリフに言われる前から反発して「いい意味で学生気分を忘れない“生き生きとした社会人”になりたい」というようなことを書いた覚えがある。
 
 更に遡れば、小学生の時家庭科の授業で使う裁縫箱を申し込む際、当時箱の色は男子はブルー、女子はピンクが当たり前だったそれを「なぜ好きな色を選べないのか?」と担任にかけあい、迷わず“ブルー”を申し込んだ。ブルーを選んだ理由は単に、その頃ファンだった西城秀樹のプロフィールに「好きな色はブルー」と書いてあったから…。なんとも稚拙な理由である。
 
 とにかく昔から私は「人と同じがイヤ」な変わりものだったようである。
 いつの頃からだろう、そういったこだわりがなくなったのは…。いつの間にか私はただの大人になっている。べつに何でもいいじゃん、どっちでもいいじゃんという、無気力というか、楽チンな生活スタイルでいる。これが世間でいう大人になるということなのだろうか。だとしたら、私が学生の頃、黙って与えられたピンクの裁縫箱を使っていた子達やダークスーツに身をつつんでいた学生たちは、あの頃から私より大人だったのだろうか。ま、それすら今や「どっちでもイイ」のだが…。

2010年4月5日月曜日

久々の「リトル・インディア」

 今日はいつもの“気ままに”ではなく「使命」をおびてやってきました
       “リトル・インディア”
 まずはお昼時、お腹がすいたのでMRT駅近くのホーカーへ。なんだかやっぱり頭の中が“カレーモード”になってしまい、でもガッツリ食べるほどの食欲はないので今日は「プラタ」のプレーンをオーダー。S$1.4超安っ!!一緒に頼んだマンゴ・ラッシーがS$2.5でこちらの方が高いなんて…!! プラタは、パン生地をクレープのように薄く焼いたもので、卵入りや玉ねぎチーズ入りなどもあります。これにカレーがついてくるのですが、今日は大きなニンジンが入っていました。これはサービス?だってJBで食べた時はカレールーのみだったので…。もっともJBは更に値段が安いんですよ!!
ムルタバはこの生地にチキンやマトン、サーディンなどを巻き込んだもの。これもお                           いしいです。
  ちょっとビックリなこのジューススタンド。「右のピンクのペンキみたいな液体は一体何?!」売ってるおじさんに聞いてみたら、ピンクの牛乳ですって!!なにもこんなに色付けなくても…。となりのブルーハワイのジュースの方がまだマシ。
 こんなの飲む人いるの?っと思っていたら、私の前に座ったお姉さんがオーダーしてました。体にわるいよ~!
   さて、今日の「使命」とは…。
 以前私がここリトル・インディアの「Handlooms」で買った布製のバッグをラインダンスのマギー先生がお気に召し、「シンガポールに行ったら買って来て!!」と、頼まれたのでした。
 丁度お店はリニューアルオープン前のセール中。
 通常S$15するバッグがS$5でした。
 私のものと同じバッグはなかったので、安いから3つ買っちゃえ!と太っ腹になり買ってきたのが写真のバッグ。すべて細かいハンドメイドの刺繍がしてあり、いったいこれを作ったインド本国の人の賃金はいくらなんだろうと、いささか申し訳なさを感じてしまうマダムでした。